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カテゴリー:国家試験勉強法

こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、看護師国家試験対策アプリだけで合格ができるのか、についてです。

 

国家試験対策といえば、QBなどの過去問集とレビューブックを購入し、繰り返し学習で知識を定着させていく、というのが一番オーソドックスな方法です。

 

しかし、学生の中には、過去問集やレビューブックを購入しないで、アプリだけで合格してしまう学生もいました。

 

結論、アプリだけで合格することは可能だということです。

 

※補足ですが、学校から配布されるプリントなどは解いていました。

※基本的には自分自身への前投資として、参考書等は購入することをおすすめします。

 

上記2点も踏まえ、アプリ学習のメリットと、アプリ学習のデメリットを克服する学習方法をお伝えします。

 

アプリの種類と特徴

 

看護師国家試験対策のアプリは何種類かありますが、よく学生が活用しているアプリは、看護rooQB(クエスチョン・バンク)です。

 

その他にもありますが、そこまで大きな差は感じませんので、見やすさや使い馴染みの良さで選択すれば良いかと思います。

 

QBを購入している人であれば、連動しやすいので、QBアプリをおすすめします。

 

アプリの利点

 

過去20年相当の全問題を解くことができる

 

②問題を年代別に解くこともできれば、分野毎に解くこともできる

 

③一問一答形式で解き進められ、正誤のポイントとなる解説もすぐに見ることができる

 

アプリも素晴らしい力を秘めていますので、ぜひ活用すべきだと思います。

 

アプリ学習のメリット

 

アプリ学習のメリットは大きく分けて3つあります。

 

①手軽さ

 

移動中や隙間時間を活用して、いつでもどこでも学習することができます。

 

分厚い過去問集やレビューブックを持ち運ぶだけでも辛い、机の上で開くのも辛い、という悩みが一気に無くなります。

 

学習に挑むハードルが低い分、はじめの一歩が出やすいです。

 

②効率的に問題が解ける

 

問題集やレビューブックなど、参考書というのは関連する必要事項はあれもこれも載せてしまう傾向にあり、文字の羅列に圧倒されてしまいます。

 

アプリの場合、問題を解くにあたり必要最低限の知識だけを載せており、あれこれ振り回されることがないので、解くスピートが上がります。

 

効率良く過去問を周回することができます。

 

③苦手分野をピックアップできる

 

問題集でも付箋を貼ったり、目印を付けたりすることで、苦手分野などをピックアップすることはできますが、紛れ込んでしまいがちです。

 

自分自身で理解している問題と理解していない問題を整理することが非常に大事です。

 

アプリの場合は、間違えた問題や自信の無い問題は、要復習問題として保存することができ、要復習問題だけを繰り返し解くこともできます。

 

間違えた問題の分野毎の分析もしてくれますので、自分の苦手分野も分かります。

 

(得点率の低い分野は解剖生理・病態生理など、そもそも国家試験で得点率が低い分野に集まることが多いので、参考程度で良いかと思います。)

 

アプリ学習のデメリット

 

アプリ学習のメリットの裏返しがデメリットになります。

 

①手軽く始められる分、手軽に止められる

 

スマホアプリになるため、誘惑に負けることが多々あります。

 

電話などの通知、様々なSNSを活用できるスマホの中で、勉強アプリを使い続けられるかが鍵となります。

 

紙の参考書の場合は、スマホを手元に置かずに学習するなどの工夫ができるため、集中力を保って学習することも可能ですが、アプリは難しいです。

 

相当の精神力が必要になります。

 

②効率的な解説の分、解説が物足りない

 

関連事項をあれもこれも載せていない分、関連して覚えてほしいことが抜け落ちてしまうことが多々あります。

 

関連して覚えたり、知識を深めたりすることができないという点から考えると、アプリ学習はやや非効率な方法になってしまうかもしれません。

 

系統的に学習するためには、関連した知識をつなぎ合わせていくことが重要になります。

 

一問一答形式のアプリの最大の弱点とも言えます。

 

③苦手分野のピックアップ

 

裏返しで記述してきたので、苦手分野のピックアップ欄も作成しましたが、アプリ学習の苦手分野のピックアップ能力は素晴らしいので、特にデメリットありません。

 

ただ、苦手分野をピックアップしたところで、苦手分野を丸暗記するしかアプリ学習の場合、方法はありません(解説が不十分なところが多いため)。

 

効果的なアプリ学習方法

 

上記のメリット・デメリットを踏まえた上で、おすすめのアプリ学習方法を紹介します。

 

①アプリ学習のためのスマホやタブレットなどを用意する(おすすめはipad)

 

学習専用端末を作ってしまう戦略です。

 

普段使いしているスマホで無ければ、不要な通知がありません。

 

また、他の誘惑のあるアプリを入れなければ、集中力も保ちやすいかと思います。

 

使っていないスマホなどを活用しても良いかと思いますが、学習用の端末としておすすめはipadです。

 

②解説だけでは関連事項が不十分な場合は調べる

 

アプリの解説だけでは根拠などが不十分で、覚えられない、知識が定着ができないと感じた場合は、深く調べることが重要です。

 

一番手軽な方法は、分からない問題をスクリーンショットして保存し、その解説をネットや教科書で調べ、調べた内容もスクリーンショットなどで一緒に保存しておくことです。

 

ipadをおすすめする理由としては、問題のスクリーンショットと解説のスクリーンショットをgoodnotesのアプリなどにまとめていくことができるため、手軽にノートが作れるという点でかなり便利です。

 

③苦手問題は10周解く

 

アプリ最大の利点は、数多くの問題を手軽に進めることができるということです。

 

苦手問題に限らず、何周も過去問を解き続けていきましょう。

 

周回を重ねることで、何回しても覚えられない問題や、何度も出てくる問題が分かってきます。

 

そういった問題をピックアップし、②に挙げたような方法で深く覚えていくようにする、というような段取りで行うのをおすすめします。

 

最初から頻出問題や重要な問題、関連事項を調べた方が良い問題などが分かる訳ではありません。

 

 

④必修問題は100周するつもりで周回する

 

必修問題は8割(40/50点)に満たなかった時点で不合格になる、超重要項目の問題です。

 

絞るまでもなく必修問題はすべて重要項目になりますので、100周するつもりで解き進め、分からない問題はノートにまとめるなどしましょう。

 

必修問題は第93回から設定され、ようやく20年になるので、問題数は850問程度であり、基礎的な項目も多いので、周回するのもそこまで難しくはありません。

 

参考までに、、アプリ学習で合格した学生は、国家試験の1ヶ月前からは、必修850問を毎日解くようにしており、その結果必修は49/50点とれていました。

 

もちろん②のようなまとめ学習も取り入れていましたが、周回による暗記の効果もかなり出ていたと思います。

 

アプリ学習の筆者の意見

 

最後に、筆者の意見は、アプリだけで合格を目指すのは非効率であり、あまりおすすめはしない、ということです。

 

しかし、手軽に多くの問題を周回でき、苦手問題を分析してくれる、というアプリのメリットはしっかり活用すべきだと考えています。

 

アプリ学習のデメリットを補うためには、やはり紙の参考書などをベースとして活用し、参考書で学習した内容を忘れないためにアプリで周回するというサポート的な活用をおすすめします。

 

アプリ学習で合格を目指すための方法のまとめ

 

①学習用の端末を用意する。できればipadを活用し、goodnotesなどのノートアプリと連動させる。

 

②アプリに収録されている20年分の問題(5000問相当)を周回する。

 

③何度も出題される問題、理解しづらい問題が分かってくるので、その問題はノートにまとめたり、調べたりすることで不足を補う。

 

④必修問題は100周するつもりで周回し、満点を目指す。

 

アプリ学習に限らず、国家試験の勉強はいかに周回を重ね、大事な問題や苦手な問題を理解し、勉強に活かしていけるかが重要になってきます。

 

紙ベースではやる気が出ないが、アプリならやる気が出るという人もいるのも事実ですので、自分に合った学習方法を見つけてあげることも大事にしてください。

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こんにちは、講師のサキです。

 

この記事では、ある程度学習の進め方:どこまで深掘りすればよいのか、具体例を用いてご紹介します。

 

ある程度学習についてはこちらの記事をご参照ください。

 

 

 

ある程度学習の具体例:第111回午後18を活用

 

(第111回午後18)左心不全left heart failureでみられる症状はどれか。

 

1. 肝腫大

2. 下腿浮腫

3. 起坐呼吸

4. 頸静脈怒張

 

解答は3です。

 

基本的な問題ですが、勉強を始めたばかりの頃というのは、心不全という言葉であきらめそうになってしまいます。

 

あきらめずに、どの程度まで深めながら学習をすればよいのかを見ていきます。

 

重要なことは、点で終わらず、線で結び、根拠などで線を太くするということが重要です。

 

点で終わってしまう深め方

 

左心不全left heart failureでみられる症状はどれか。

 

1. 肝腫大

2. 下腿浮腫

3. 起坐呼吸

4. 頸静脈怒張

 

〔頭の中〕

 

左心不全だから・・2?(解答を読む)あ、違う、、3の起座呼吸になるんか。覚えておこう。じゃ、次の問題へ。

 

左心不全は起座呼吸になることだけ覚えても知識は広がらず、すぐに忘れてしまうので、点で終わると一向に知識は増えません。

 

線で結ぶ深め方

 

左心不全だから・・2? あ、違う・・3になるんか。

 

(解説を読む、調べる)左心不全は呼吸困難や泡沫状痰があるんか。

 

(ついでに調べる)右心不全は肝腫大・下腿浮腫・経静脈怒張があるんか。

 

点で終わるのと違い、左心不全の症状を起座呼吸以外にも何があるか調べ、関連の深い右心不全の症状を調べられています。

 

線で結ぶことで、次に右心不全の症状を問う問題が出ても答えることができます。

 

ただ、根拠を調べていないので忘れやすいです。

 

線を太く結ぶ深め方

 

(もう少し深く調べる)左心不全は肺循環のうっ血になるから、呼吸不全や泡沫状痰になるんか。右心不全は体循環のうっ血になるから、全身の浮腫になるんか。

 

左心不全と右心不全は何故そのような症状が起こるのか、機序などの根拠を調べることで、忘れにくい知識となります。

 

このあたりまで学習を進めるとより知識が定着しやすくなります。

 

解答の根拠くらいまでを調べることがひとつの目安かと思います。

 

ある程度を超えてしまう勉強

 

調べた後にすぐ完璧に覚えようとする

 

調べるまでにしておいてください。覚えようとすると時間がかかります。

 

1回の勉強で覚えるのは不可能なので、復習するタイミングで徐々に覚えていくようにすることを推奨します。

 

また、調べたことをノートに詳しく書くというのも時間がかかるので、できれば付箋メモのような形で問題の近くに貼っておき、復習の時に確認して覚えやすくするようにする方が短時間で復習が可能になります。

 

脱線しない

 

調べ出すと脱線してしまう人もいます。

 

浮腫って何だっけ?浮腫の機序も調べてみよう・・

 

浮腫の原因は4種類あるんか・・、心不全は静水圧が原因、膠質浸透圧が原因になるのもあるのか・・、膠質浸透圧って何だろう?肝不全が原因・・、血管透過性が亢進する・・

 

脱線に脱線を重ねると、第111回午後18の心不全の問題だけで簡単に1時間勉強できます。

 

時間効率の面から、最初から脱線するのはおすすめできません。

 

脱線することで、知識が系統的に網羅されていくことになるのですが、最初は絶対に避けてほしいと思っています。

 

浮腫の種類を問うような問題も必ずどこかで出題されます。

 

心不全の浮腫は静水圧の上昇が原因、浮腫の原因は4種類あるんだな、など心不全をメインに調べる程度に留め、妥協して進むことも大事です。

 

気になって進めないなら、気が済む調べる

 

時間配分の関係で、ある程度学習を推奨しています。

 

しかし、根拠などが気になりもっと調べたいという気持ちは、大変素晴らしいことです。

 

根拠を調べることで知識の定着が確実に進みますので、どうしても調べたいということであれば、気が済むまで調べてください。

 

ただ、毎回毎回は調べるのは控えるようにして下さい。

 

まとめ

 

最初に記述した、点で終わらず、線で結び、根拠などで線を太くするという勉強法が今回のポイントになります。

 

知識を系統立てることは重要ですが、始めから調べ過ぎず、ある程度に留めつつ、学習を進めていくことを心がけてみてください。

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、看護師国家試験の対策の始め方を、看護学生の視点を踏まえ、解説します。

 

受験年度を迎えると、『そろそろ国家試験対策をしないといけないな』と心の中では思っている人がほとんどかと思います。

 

勉強の方法を聞いたり、調べたりすると『過去問解いといたら大丈夫』という結果が返ってきます。

 

じゃあ、過去問を解いてみようと思ってみたものの、どの過去問集が良いのか分からない、過去問が難しくて解けない、解いてもすぐ忘れる、と悪い循環に陥ってしまいます。

 

なかなか進まないので、見て見ぬフリして日々を過ごしてしまい、冬になって焦る。

 

この一連の流れが、学生によく生じる負のスパイラルです。

 

勉強に遅れが生じている人は、負のスパイラルのどこかでくじけている状態です。

 

負のスパイラルは強力で何重にも攻撃を重ねてきますが、一歩抜け出すことさえできれば、勉強を効果的に進めることができるようになります。

 

あくまで個人的な見解ですが、指導してきた生徒は同じような経過を辿って、合格に至っています。

 

前置きが長くなりましたが、その負のスパイラルに立ち向かうための勉強方法を順番に説明していきます。

 

①過去問・参考書を購入する

 

受験年度までに、色々な参考書や教科書を購入してきたかと思います。

 

しかし、その参考書や教科書で国家試験対策の勉強をするのはおすすめしません。

 

看護の教科書を否定する訳ではありませんが、教科書はあくまで看護師として必要な知識を記述しているものであり、国家試験対策に焦点を当てている訳ではありません。

 

一方、看護師国家試験対策として作成された書籍は、国家試験の傾向などを分析したものであり、合格まで最短距離で進むことを手助けしてくれるものです。

 

国家試験対策用の過去問や教科書もそこそこの費用がかかりますが、国家試験合格のための前投資だと思い、購入することを強くおすすめします。

 

また、先輩から譲り受けるなどの方法もありますが、自分でお金をかけて購入することで、勉強しなければならないという気持ちにもつながると思いますので、金銭面に問題が無ければ、自分のお金で購入することをおすすめします。

 

国試対策の書籍で購入を推奨しているのは、①レビューブック、②過去問(一般)、③過去問(必修)の3点セットです。

 

おすすめする理由などは、上記の記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてください。

 

①のポイント:まずは国家試験対策の書籍を揃える

 

②過去問集を解いてみる

 

①のステップはクリアした(している)人は、過去問集を開き、解いてみてください。

 

開いた過去問集にもよりますが、1問目から既に難しい問題かと思います。

 

続く2問目、3問目も難しいです。

 

10問くらい解いたら、あきらめそうになるかもしれません。

 

それくらい、最初は難しいです。

 

ただ、覚えていてほしいのは、過去問集をいきなり理解して解ける人はいません。

 

少し差があるとすると、全く分からないと感じる人もいれば、授業で聞いたことがあると感じる人、なんとなく分かると感じる人もいるという差程度です。

 

大きな差にも思うかもしれませんが、客観的にみると、その差は極わずかです。

 

全く分からないと思った人が、解説を読んで、問題の意味を理解した段階で、なんとなく分かると感じた人よりも、レベルアップしています。

 

自分は劣等生だと思っている人でも、国家試験という新たな土俵に立った場合、その差はほとんど無く、先に勉強を始めさえしたら、優等生に早変わりできます。

 

それなのに、成績不振の学生ほど、問題が分からなかった時点で、「やっぱり自分には分からない」とすぐにあきらめてしまう傾向にあります。

 

これは非常に残念なことだといつも感じています。

 

問題が分からないのは国家試験が難しいからであり、全員が分からない問題なので、分からない問題は解答・解説をささっと読んで、次々と問題を解いてみることが、勉強を始めた段階では特に重要になります。

 

②のポイント:問題をとりあえず解いてみる

 

③復習をする

 

問題を解いてみて、解説を読んでみると、とりあえず問題の意味が分かり、何が答えなのかが分かるようになると思います。

 

難しい問題も時々ありますが、基本的には解説を読んだ時点では、答えを覚えています。

 

しかし、多くの人が持っている悪い癖は、解きっぱなしにすることです。

 

解きっぱなしにしてしまうと、せっかく解説を読んで覚えた答えを、すっかりと忘れ去ることができます。

 

解説を読むに留まらず、レビューブックなどを使って時間をかけて調べる、youtubeなどの解説動画を見る、など情報収集をしたとしても、解きっぱなし・調べっぱなし・聞きっぱなしにしてしまうと、しっかり忘れることができます。

 

これは人間の脳の構造上、仕方の無いことです。

 

この当然の事実をマイナスに捉え、『自分は記憶力が悪い』と決めつけてしまう人も多くいます。

 

解きっぱなしで覚えられる人を、『秀才』(もしくは『天才』)と呼びます。

 

普通、人は努力することで記憶できますので、解いたことや新しい知識は必ず復習をしましょう。

 

解説動画などを見ただけ、聞いただけの状態では、後で思い出すことは不可能だと心に深く刻んでおいてください。

 

③のポイント:復習をする

 

④計画的に学習する

 

①〜③の内容を踏まえ、計画的に学習することが重要です。

 

①の例:購入した過去問集の問題数は何問あるのか、国家試験までの日数から逆算して1日に何問解けば良いのか、などを計画します。

 

②の例:とりあえず解きつつ、簡単な問題や難しい問題を振り分ける、など③につながるように学習する。

 

③の場合:②と連動しつつ、復習するタイミングを計画する(特に難しい)。

 

復習するタイミングは、エビングハウスの忘却曲線に基づいて計画を立てることをおすすめします。

 

 

こちらの記事にエビングハウスの考え方を記載しています。

 

勉強の仕方に個人差ありますので、学習計画は自分の勉強スタイルに合わせて立てることが重要です。

 

ただ、自分はゆっくりじゃないと理解できないと思っている方も、まずは『ある程度』学習で勉強する内容の全体像を把握して、前に進んでみることをおすすめします。

 

こちらの記事には『ある程度学習』のポイントなどを記載しています。

 

 

④のポイント:計画的に学習する

 

まとめ

 

①のポイント:まずは国家試験対策の書籍を揃える

②のポイント:問題をとりあえず解いてみる

③のポイント:復習をする

④のポイント:計画的に学習する

 

①を達成した後、②⇆③を④計画的に行うという図式になります。

 

当たり前の図式ですが、それさえ実行できれば、必ず合格できます。

 

やる気になって、過去問を解いてみると、難しい上、膨大な勉強量に立ち止まりそうになりますが、その気持ちはほとんどの人が感じています。

 

自分だけが分かっていないと立ち止まってしまうのではなく、『全員分からないのだから、とりあえず進んでいこう』と割り切って進むことが、合格への近道になると思います。

 

解く→覚える→復習する 

 

これを繰り返すことで、知識は必ず定着し、点数は安定します。

 

『単純ですがそれが難しい・・』毎年受験生を見る度に痛感しています。

 

直接勉強の方法などを質問したいという方は、オンライン指導も行っていますので、こちらの記事を参照ください。

 

 

 

 

 

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、デジタル教材を用いたおすすめ学習法として、学習アプリAnkiを紹介します。

 

看護の世界では、手書き形式のレポートや看護計画を作成することもしばしばあり、なかなかデジタル化が遅いように感じます。

 

国家試験の学習にも、手書き学習が向いているのであれば、従来通りの学習法でかまいませんが、どうしても合わないという方もいるかと思います。

 

そんな時には、手書き学習に少しデジタル学習を加えることで、成績が飛躍的に伸びるということもあります。

 

そこで、今回はデジタル学習、Ankiについて少し学んでみましょう。

 

Ankiとは

 

一言で表すと、紙の暗記カードのアプリ版です。

 

中高生の時に、英単語帳として、表に「make」、裏に「作る」と書いたりしたことがあるかと思います。

 

暗記するためには、一瞬だけでも良いので、「思い出そうとする行動」をした後に、答えを確認することが重要です。

 

『make』という単語の横に、『作る』という答えを見てしまうと暗記できませんが、表に『make』があり、裏に『作る』という答えがあれば、思い出そうとする時間が必然的にできますので、暗記することができます。

 

その暗記カードが、PCやスマホで作成でき、PCやスマホで学習ができるようにしたものが今回紹介するAnkiアプリです。

 

では、Ankiアプリの特徴を見ていきます。

 

Anki導入にかかる費用は無料(ios版は有料)

 

AnkiのPC版、アンドロイド版は無料で利用ができます。

 

一方、ios版は有料で約4000円の費用がかかりますので、注意が必要です。

 

iphoneを利用している方は、「good notes5」などの無料ツールで代用することもできますが、4000円で購入しても損は無いと思います。

 

もし、アンドロイド系のスマホやPCを持っているという方であれば、無料で使ってみて、iphoneでも使いたいと思ったら、4000円を支払うという手順でも良いと思います。

 

無料でこのクオリティの高さは素晴らしいです。

 

デジタルアプリ(Anki)をおすすめする理由

 

導入してみて本当に良かったと思う理由を5つ挙げます。

 

①自由度が高い

 

紙の単語帳も良いのですが、問題によって表と裏に記載する情報量に大きな差があり、手書きの場合、記載できる量にも限界があります。

 

Ankiの場合は、暗記したい内容・問題などをそのまま入力する以外に、情報をコピー&ペーストしたり、写真でPDF化して入力したりすることができます。

 

看護の参考書に重要な内容は全てまとめて記載してくれていますが、既に全ての内容をまとめているため、何を覚えていて何を覚えていないのかが分からなくなってしまうことがあります。

 

自分が勉強したこと、今後復習しなければならないことをまとめることができるため、非常に効果的です。

 

②繰り返し学習を設定できる

 

先ほどからつながりますが、今後復習しなければならないことを、習熟度に合わせて復習周期を自動で設定してくれます。

 

これは、国家試験の学習方法にも記載しています。

 

 

 

繰り返し学習をアプリが補助をしてくれます。

 

覚えにくい内容は短い周期で何度も復習する、覚えている内容は次の忘れそうな長い周期で復習する、といった設定も可能です。

 

分かっていない内容を重点的に学習できるという点がかなり魅力的なポイントです。

 

③カードの作成方法が簡単

 

①につながる部分ですが、カードの作成方法が簡単です。

 

タイミングが得意であれば、タイピングで入力、フリック入力が得意であればフリック入力で行うという、手書き以外の手法ができます。

 

上記の単純入力の方法を試しながら、インターネットからコピー&ペーストをしてみたり、写真を載せてみたり、PDFファイルを載せてみたり、色々な方法を使うことができます。

 

慣れると使い勝手の良さを感じられると思います。

 

④いつでも利用可能

 

単語帳は開かないけと、スマホは開けるという方は多いと思います。

 

もちろんスマホを開いても、Ankiは開かないかもしれませんが、単語帳よりも開く可能性が高いです。

 

成績が伸び悩む学生に多いのは、勉強を始めるというハードルが非常に高く、そこを乗り越えられないことです。

 

しかし、スマホであれば開けるから勉強できるようになったという方も実際にいます。

 

勉強のきっかけとして役に立つ可能性を秘めていると思います。

 

⑤複数のデバイスで利用できる

 

よくある活用法はPCで単語帳を作成し、スマホやタブレットで勉強するという方法です。

 

入力から勉強までスマホだけで完結できますが、編集作業などはPCが効率が良く、持ち運んで勉強する場合はスマホの方が効率が良いので、機器の特徴を活かした運用ができます。

 

作成した単語帳が、PCやスマホ、タブレットと同期して利用できるということが無料アプリで実現していることに驚きです。

 

共有デッキを利用可能

 

最後に「共有デッキ」について紹介します。

 

共有デッキとは、他のユーザーが作成したデッキ(単語帳)のことで、その共有デッキをダウンロードすることで無料で利用ができます。

 

作成の手間を、他のユーザーが担ってくれているという訳です。

 

デッキを自分で作成することで、自分に合ったデッキを作成できますが、時間がかかるため、このような共有デッキとは非常に魅力的な方法です。

 

ただ、とりわけ無料利用可能なものは英単語帳などが多く、看護はほとんどありません。

 

Ankiアプリを使って勉強したいと希望する受講生には、『看護師国家試験対策デッキ』を提供しています。

 

自分で勉強しながら作成したデッキを使う方が効果的かと思いますので、参考にしてもらいつつ、自分に合ったデッキを作成するのも良いかと思います。

 

その他、看護にも有効活用できるデジタル教材もありますので、そういったものも時折紹介していきます。

 

まとめ

 

Ankiとは、紙の単語帳のアプリ版である。

 

おすすめする理由は以下の5項目。

 

1.自由度が高い

2.繰り返し学習が可能

3.カードの作成方法が簡単

4.いつでも利用可能

5.複数のデバイスで利用できる

 

看護はあまり無いが、共有デッキなども利用可能です。

 

紙の参考書で勉強するのは苦手という人は、デジタル教材を活用してみるのも一手かと思います。

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、国家試験対策の学習を始める時期はいつからが良いのか?という疑問に対してお答えしていきたいと思います。

 

国家試験対策は冬からでも大丈夫なのか

 

時折、「国家試験対策は冬からでも大丈夫」という噂を耳にします。

 

実際の経験から言うと、冬からでも十分に頑張れば間に合う可能性はあります。

 

なので、今がどのような時期であろうと、あきらめずに頑張ることが大事、ということをまずはお伝えしたいです。

 

しかし、冬からの場合、十分に頑張らなければなりませんので、できる限り早めの対策をおすすめします。

 

では、十分に頑張るというのを、具体的に時間で換算しながら見ていきたいと思います。

 

国家試験対策の学習を1000時間することで合格圏内へ

 

私の経験則からすると、国家試験まで残り100日から、1日8-10時間勉強をすると、合格判定が「Db」から「Ba」くらいまでは成績を上げることができます(もちろん個人差あります)。

 

その勉強方法もがむしゃらではなく、計画的に効率良く学習をした場合です。

 

冬から頑張る=危機感が勉強をしようとする気持ちを後押しをするというメリットがあるものの、残り日数が少ない=焦りから学習が進まないというデメリットも同時にあります。

 

一人で勉強すると、焦りから知識が定着しない、効果的な学習ができない、結果的に不合格になるという方もいます。

 

そのため、余裕のある学習計画を立てて、国家試験対策を行ってほしいと思います。

 

勉強の合計時間:1000時間を計画的に振り分ける

 

ここで、先ほどの勉強の合計時間に着目してほしいと思います。

 

国家試験に合格するために1000時間程度の学習が必要ということです。

 

(これは効果的な学習により短縮できますし、非効率な学習ではさらに延長してしまうこともあります。)

 

勉強の合計時間:1000時間を計画的に振り分けてしまえば良いというのが自論です。

 

残り200日であれば1日5時間、300日であれば1日3時間程度の学習時間となります。

 

今までの勉強量により、1000時間の学習は必要無い場合もありますが、今までほとんど国家試験対策の勉強をしてこなかったという方は、「Ba」程度の合格圏内に到達するためには、1000時間程度は要すると思っていて下さい。

 

冬から焦って、勉強最優先の生活で、1000時間の学習をするよりも、余裕を持った計画で学習をすすめていくことをおすすめします。

 

早くから始めてもどうせ忘れるし、やる気が出ないという方は根本的に学習方法が間違っているかものしれません。

 

こちらの記事に学習方法についてもまとめていますので、よろしければどうぞ。

 

 

 

その他、オンライン個別指導も行っています。無料の体験授業も行っていますので、興味があれば、こちらの記事をどうぞ。

 

 

 

学習を始める時期のまとめ

 

学習を始めるおすすめの時期は、受験年度の春休み(残り300日)、遅くとも夏休み(残り200日)を推奨します。

 

現在の理解度にもよりますが、ほとんど勉強してこなかったという人は、安全な合格圏内に到達するためには、1000時間程度の学習時間は必要になります。

 

ただ、一番お伝えしたいことは、今がどんな時期でもあきらめないことが重要ということです。

 

あきらめたらそこで試合終了です。最後の最後まで頑張りましょう。

 

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、看護師国家試験対策におすすめの問題集・参考書を紹介します。

 

第1位 レビューブック

 

看護師国家試験を受験するにあたり、必須アイテムと言っても過言はありません。

 

必ず購入することをおすすめします。

 

👇2024年版が3/13に発売されました

 

過去10年分の問題分析し、出題された問題を中心に構成されているため、教科書とは違い無駄がありません。

 

また、図表やイラストなど、受験生の理解を助けるための工夫も充実しています。

 

その上、2位、3位と続くQB(クエスチョンバンク)シリーズと連携しており、補足して勉強してほしいページなどが記載されている点も非常に優しいです。

 

使い慣れるために、低学年の頃から(実習で調べものをする時などから)使うことをおすすめしています。

 

受験年度のレビューブックがいるのか?という質問もよくされますが、1-2年程度であれば、古いレビューでも問題無いと回答しています。

 

統計データなどに若干の誤差はありますが、国家試験の問題は不適切を防ぐためにもかなり幅を持たせているので、1年程度古いデータでも基本的には問題ありません。

 

そういう誤差を気にするよりも、いち早く使い慣れることをおすすめします。

 

第2位 QB一般(クエスチョンバンク)

 

国家試験の過去問は色々な業者から出版されていますが、上記のレビューブックとの併用を考慮すると、QBシリーズをおすすめします。

 

解説の丁寧さは他の業者も遜色無いですが、勉強のしやすさを考えるとQB一択です。

 

もちろん、他の過去問集が見やすい、使いやすいというものがあれば、他の過去問集でも問題ありませんので、とりあえず一般問題の過去問集を一冊は購入しておくことをおすすめします。

 

第3位 QB必修

 

QBシリーズの必修バージョンです。

 

一般問題集に加え、必修問題集も購入しておくことをおすすめします。

 

おすすめする理由は、QB一般と同様で、使い勝手が良いためです。

 

勉強を何から始めるのか?という問いに対しては、QB必修問題集から始めることをおすすめしています。

 

第4位 必修問題まんてんGET!

 

ここからは少し優先度が下がりますが、できれば購入しておきたい一冊です。

 

必修問題は8割以上の得点が必要な問題であり、全ての基礎となる分野になります。

 

QB必修問題集は基本的に過去問中心に構成されているため、若干難易度的に不安があります。

 

やや難しく、細かく分析した必修問題集を購入しておき、必修問題は満点をとれるように深く勉強することをおすすめします。

 

必修問題まんてんGETは適度に難しく、ポイントを絞って解説を構成しているので、短期間で必修の得点を上げることができると思います。

 

第5位 必修問題ファイナルチェック360問

 

こちらも必修の問題集です。

 

特徴は、オリジナルの予想必修問題360問を掲載しており、多くの問題を解き進めるというスタイルに仕上げているというところです。

 

解説はそこまで深めず、必要最低限に絞っているので、タイトルのとおりファイナルチェック的な問題集になります。

 

解説がややうすいという点で、一つ順位を下げました。

 

第6位 必修ラスパ

 

こちらも必修問題集です。第4・5・6位から一冊選ぶと良いかと思います。

 

必修ラスパも人気書籍で、丁寧な解説に加え、オリジナルの予想問題を400問程度掲載した、コンパクトサイズながらボリュームのある問題集です。

 

必修に止まらず、一般問題につながるように解説されている点も良いです。

 

ただ裏を返すと、必修問題集としてはボリュームが多く、状況によっては合わない場合もあるかと思い、順位を少し下げました。

 

第7位 でた問70% 高正答率過去問題集

 

こちらは、必修・一般・状況設定問題全てを網羅した問題集です。

 

特徴としては、過去5年間の国家試験から70%以上の問題だけを集めて構成しているという点です。

 

基本的に国家試験は正答率70%以上の問題を落とさずに正解できれば、合格に近づくと言われていますので、そこに絞っているようです。

 

また、難易度も易しめなので、取り掛かりやすいのも良い点です。

 

ただ、解説がうすいので、最初に取り掛かると丸覚えしかできないリスクもあります。

 

使い方を間違えずに活用できれば、重要な問題を集めてくれている問題集なので、使ってみることをおすすめします。

 

第8位 これで完璧!看護国試必修完全攻略集

 

さわ研究所から出版されている必修問題集です。

 

今まで出題された必修問題をほぼ網羅し、それに伴う必要な知識を全て丁寧に解説してくれています。

 

統計データなども、主要な順位・年度だけでなく、細かく掲載してくれています。

 

ただ、その分、必修問題だけにも関わらず、かなりのボリュームになるため、少し気が引けるのが残念なポイントです。

 

必修問題の辞書的な立ち位置になるかと思います。

 

第9位 これで突破!社会保障&関係法規

 

社会保障・法律・公衆衛生に特化した問題集です。

 

社会保障関連の問題が苦手な受験生が多いということから、作られた問題集かと思います。

 

かなり細かく出題されているので、難しい問題も多いですが、余裕があれば一度解いてみても良いかと思います。

 

法律など細かい部分まで理解できるようになります。

 

第10位 看護師国家試験 国試過去問題集

 

国家試験の必修から社会保障まで、分野毎に過去問の出題傾向を分析しています。

 

ボリュームは多いですが、自分の現在の理解度を分野毎に整理することができますので、ある程度学習が進み、余裕が出た段階で知識を確認していくのに良い参考書です。

 

まとめ

 

【強く購入を推奨】

第1位 レビューブック

第2位 QB一般

第3位 QB必修

 

【購入を推奨(1-2冊)】

第4位 必修満点GET!

第5位 必修ファイナルチェック360問

第6位 必修ラスパ

 

【自分に合えば購入しても良い】

第7位 でた問70%

第8位 これで完璧!看護国試必修完全攻略集

第9位 これで突破!社会保障&関係法規

第10位 看護師国家試験 国試過去問題集

 

今まで使ってきて使いやすいもの、受講生が活用していたもの、使いやすいと感じていたものを絞って、順位付けしました。

 

ただ、使いやすい問題集は個々で違いますので、参考にしつつ、自分に合った問題集を購入することをおすすめします。

 

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