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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、【第113回看護師国家試験】必修問題50問を解説します。

 

まだ、完全な正答はありませんので、個人的な見解で解答・解説をします。

 

P1. 令和3年の日本における簡易生命表で女性の平均寿命に最も近いのはどれか。

 

  1. 1. 77年
  2. 2. 82年
  3. 3. 87年
  4. 4. 92年

 

解答:3

 

よくある問題ですね。男性は82歳、女性は87歳です。

 

P2. 日本人の食事摂取基準に示されている、18-49歳女性(月経あり)の鉄摂取推奨量はどれか。

 

  1. 1. 5.5mg/日
  2. 2. 10.5mg/日
  3. 3. 15.5mg/日
  4. 4. 20.5mg/日

 

解答:2

 

塩分なら覚えているけど・・というような問題ですね。正答率は低そうな問題で、隅々まで覚えられているか問われているようです。

 

P3. 労働安全衛生法に規定されているのはどれか。

 

  1. 1. 失業手当の給付
  2. 2. 年少者の労働条件
  3. 3. 過労死に関する調査研究
  4. 4. 労働者に対する健康診断

 

解答: 4

 

労働安全衛生法といえば、健康診断と覚えていた方は多かったのではないでしょうか。

 

P4. 平成13年の「身体拘束ゼロの手引き」において身体拘束の禁止対象となる行為はどれか。

 

  1. 1. L字バーを設置する。
  2. 2. 離床センサーを設置する。
  3. 3. 点滴ルートを服の下に通して視野に入らないようにする。
  4. 4. ベッドを柵(サイドレール)で囲んで降りられないようにする。

 

解答:4

 

必修問題でもあまり見ない問題ですが、消去法で4を選べたかどうかでしょうか。平成13年とかに目を奪われ、余計なことを考えなければ正解できそうな問題です。

 

P5. 看護師の業務従事者届の届出先はどれか。

 

  1. 1. 保健所長
  2. 2. 厚生労働大臣
  3. 3. 都道府県知事
  4. 4. 都道府県ナースセンターの長

 

解答:3

 

看護師の業務従事者届は、2年ごとに、都道府県知事に届けることになっています。看護師免許の交付元は厚生労働大臣です。

 

P6. 成長・発達における順序性で正しいのはどれか。

 

  1. 1. 頭部から脚部へ
  2. 2. 微細から粗大へ
  3. 3. 複雑から単純へ
  4. 4. 末梢から中心へ

 

解答:1

 

頭部から脚部へ進みます。2,3,4は逆ですね。

 

P7. 第二次性徴が発現し始めた思春期に関心が向くのはどれか。

 

  1. 1. 善悪の区別
  2. 2. 仕事と家庭の両立
  3. 3. 自己の身体の変化
  4. 4. 経済力の確保と維持

 

解答:3

 

第二次性徴により、自己の身体の変化に関心が向きます。

 

P8. 老化に伴う視覚の変化で正しいのはどれか。

 

  1. 1. 視野が狭くなる
  2. 2. 近くが見やすくなる。
  3. 3. 色の識別がしやすくなる。
  4. 4. 明暗順応の時間が短縮する。

 

解答:1

 

老化の基本的な知識なので、落ち着いて解けば分かるかと思います。遠視になり、識別や暗順応などの能力が低下し、視野も狭くなります。

 

P9. 人口統計資料集2020年版における生涯未婚率(50歳時の未婚割合)で、2010年から2020年の推移で適切なのはどれか。

 

  1. 1. 変化はない
  2. 2. 下降し続けている
  3. 3. 上昇し続けている
  4. 4. 上昇と下降を繰り返している。

 

解答:3

 

新しい問題ですが、時事問題と捉え、現状の日本を考慮すると、正答にたどり着けるかと思います。

 

P10. 令和2年の人口動態統計における合計特殊出生率に最も近いのはどれか。

 

  1. 1. 0.8
  2. 2. 1.3
  3. 3. 1.8
  4. 4. 2.3

 

解答:2

 

頻出問題なので、これは大丈夫だったのではないかと思います。

 

P11. 上行大動脈から分岐するのはどれか。

 

  1. 1. 冠状動脈
  2. 2. 腕頭動脈
  3. 3. 左総頸動脈
  4. 4. 左鎖骨下動脈

 

解答:1

 

上行大動脈すぐに分岐するのが、冠状動脈です。解剖の問題なので、解剖の理解が不十分だった人には難しかったかもしれません。

 

P12. 膵管と合流して大十二指腸乳頭(ファーター乳頭)に開口するのはどれか。

 

  1. 1. 肝管
  2. 2. 総肝管
  3. 3. 総胆管
  4. 4. 胆嚢管

 

解答:3

 

P11に続いて解剖的な問題です。肝臓から左右の肝管が出て、合わさって総肝管となり、胆嚢が出る胆嚢管と総肝管が合流し、総胆管となり、ファーター乳頭に開口します。

 

P13. 正期産となる出産時期はどれか。

 

  1. 1. 妊娠35週0日から39週6日
  2. 2. 妊娠36週0日から40週6日
  3. 3. 妊娠37週0日から41週6日
  4. 4. 妊娠38週0日から42週6日

 

解答:3

 

正期産の出産時期は頻出問題なので、大丈夫だったのではないでしょうか。

 

P14. 器質的変化で嚥下障害が出現する疾患はどれか。

 

  1. 1. 食道癌
  2. 2. 脳血管疾患
  3. 3. 筋強直性ジストロフィー
  4. 4. ギランバレー症候群

 

解答:1

 

器質的な問題と機能的な問題を考えて、解くような問題ですね。器質的という意味が分かれば正答できたかと思いますが、やや難易度は高めかと思います。

 

P15. 高血圧が原因で起こりやすいのはどれか。

 

  1. 1. 脳出血
  2. 2. 脳塞栓症
  3. 3. 脳動静脈奇形
  4. 4. 急性硬膜下血腫

 

解答:1

 

高血圧が原因で起こるものを推理して解くような問題ですね。高血圧が原因で起こりうるのは、脳出血になります。脳塞栓症は心房細動、脳動静脈奇形は奇形、硬膜下血腫は頭を打つなどが要因になりそうなので、消去法でも解けそうかと思います。

 

P16. 手術予定の患者が服用している場合、安全のために術前の休薬を検討するのはどれか。

 

  1. 1. 鉄剤
  2. 2. 抗血小板薬
  3. 3. 冠血管拡張薬
  4. 4. プロトンポンプ阻害薬

 

血が固まりにくくなる抗血小板薬は安全のために休薬が必要になります。

 

P17. 看護過程における客観的情報はどれか。

 

  1. 1. 家族の意見
  2. 2. 患者の表情
  3. 3. 患者の痛みの訴え
  4. 4. 患者の病気に対する思い

 

表情以外は主観的情報になります。意見、訴え、思いは S情報になりますね。

 

P18. フィジカルアセスメントで問診の次に行うのはどれか。

 

  1. 1. 視診
  2. 2. 触診
  3. 3. 打診
  4. 4. 聴診

 

解答:1

 

身体に侵襲の少ない順にアセスメントすることが重要です。

 

P19. 男性の導尿でカテーテルを挿入するとき、体幹に対する頭部側からの挿入角度はどれか。

 

  1. 1. 0-10度
  2. 2. 40-50度
  3. 3. 80-90度
  4. 4. 120-130度

 

解答:3

 

基礎看護の基礎的な問題ですし、過去問にもあるので、正答率は高そうです。

 

P20. 床上で排便しやすい体位はどれか。

 

  1. 1. 仰臥位
  2. 2. 側臥位
  3. 3. シムス位
  4. 4. ファウラー位

 

解答:4

 

こちらも基礎看護の基礎的な問題なので、大丈夫だったのではないでしょうか。

 

P21. ストレッチャーでの角の曲がり方で適切なのはどれか。

 

(※図式の問題なので、画像がありません)

 

解答:1

 

ストレッチャーの基本原則は足側へと進みます。ただ、問題の1と3はどちらも足側から進んでいるので、選択肢3も絶対に間違いとは言えないように思います。

選択肢3は方向転換が急すぎるため、患者への負担を考えると、不適なように見えます。

 

P22. 成人の静脈血採血の穿刺部位で適切なのはどれか。

 

  1. 1. 腋窩動脈
  2. 2. 上腕動脈
  3. 3. 腕頭動脈
  4. 4. 肘正中皮静脈

 

解答:4

 

頻出な基礎看護の採血の問題かと思いますので、大丈夫だったかと思います。

 

P23. AEDを使用するときに、胸骨圧迫を中断するのはどれか。

 

  1. 1. 電源を入れるとき
  2. 2. 電極パットを貼るとき
  3. 3. 心電図の解析中
  4. 4. 電気ショックの直後

 

解答:3

 

基本的に心停止時は常に胸骨圧迫をしておくことが重要ですが、心電図解析中に胸骨圧迫をすると不整脈を検知できないため、中断することが必要です。

 

P24. 側臥位における褥瘡の好発部位はどれか。

 

  1. 1. 後頭部
  2. 2. 耳介部
  3. 3. 仙骨部
  4. 4. 肩甲骨部

 

解答:2

 

正答以外は仰臥位における褥瘡の好発部位になります。

 

P25. 緑内障患者への投与が禁忌なのはどれか。

 

  1. 1. コデイン
  2. 2. アスピリン
  3. 3. アトロピン
  4. 4. ジゴキシン

 

解答:3

 

頻出の薬理学の問題になります。抗コリン薬であるアトロピンと抗血小板薬であるアスピリン、名前が似ているため混乱してしまった人もいるかもしれません。

 

午後25問のまとめ

 

午前中よりも午後の方が解きやすい問題が多かったように思います。

 

しかし、解剖の問題はやや難しく、最後の薬理学の問題も抗コリン薬ではなく、アトロピンを選択させるなど、簡単に解けないように工夫をしているように思います。

 

必修50問のまとめ

 

過去問を勉強していれば解けるような頻出問題も多く見られました。

 

一方で、過去問などで一度も見たことが無いような問題も見られ、時事問題を考慮して推理して解く、一般問題の知識を噛み砕いて解くような問題もあったように思います。

 

昨年と比較すると、今年の方が難易度は高く、平均点も下がりそうな印象です。

 

 

 

こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、看護師国家試験、必修問題-出るとこまとめ集-part1です。

 

必修問題出題基準に沿って、出題される問題と重要項目を整理して解説します。

 

問題形式にしていますので、解きながら大事な部分を暗記していくようにしてください。

 

今回は出題基準の目標Ⅰ-1の項目です。

 

必修問題出題基準-目標Ⅰ-1

 

1.健康に関する指標

A.人口静態・人口動態

a.総人口 b.年齢別人口 c.労働人口 d.将来推計人口 e.世帯数

f.婚姻・家族形態g.出生の動向 h.死亡の動向 i.死因の概要

B.健康状態と受療状況

a.平均余命 b.有訴者の状況 c.有病率・罹患率 d.受療行動・受療率

e.入院期間f.外来受診状況

 

 

〔問題 1〕 世界保健機関〈WHO〉が定義する健康について正しいのはどれか。

1. 単に病気や虚弱のない状態である。

2. 国家に頼らず個人の努力で獲得するものである。

3. 肉体的,精神的及び社会的に満たされた状態である。

4. 経済的もしくは社会的な条件で差別が生じるものである。

 

解答 ・解説

解答 3

解説 世界保健機関が定義する健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的、精神的及び社会的に満たされた状態のことである。

 

 

〔問題 2〕 平成29年(2017年)の日本の人口推計で10年前より増加しているのはどれか。

1. 総人口

2. 年少人口

3. 老年人口

4. 生産年齢人口

 

解答・解説
解答 3
解説 老年人口割合だけ増加している。(2019年:28.4%)

 

 

〔問題 3〕 日本における平成28年(2016年)の総人口に占める老年人口の割合で最も近いのはどれか。

1. 17%

2. 27%

3. 37%

4. 47%

 

解答・解説

 

解答 2

構成区分 年齢 構成割合
年少人口 0-14歳 12.1%
生産年齢人口 15-64歳 59.5%
老年人口 65歳以上 28.4%

(令和3年データ)

日本の総人口は1億2550万人である。老年人口は増加傾向にあり、28.9%(3,621万人)。老年人口が3,621万人と覚えるより、老年人口は1億2550万人の28.9%で、人数は3,621万人と覚える。(覚える数値をできる限り減らす)

 

 

〔問題 4〕 日本の平成25年(2013年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。

1. 52%

2. 62%

3. 72%

4. 82%

 

解答・解説

 

解答 2
解説 2019年は59.5%。

 

 

〔問題 5〕 人口年齢区分における15歳から64歳までの年齢区分はどれか。

1. 従属人口

2. 年少人口

3. 老年人口

4. 生産年齢人口

 

解答・解説

 

解答 4
解説 問題3の表を参照。

 

 

〔問題 6〕 日本の将来推計人口で2020年の65歳以上人口が総人口に占める割合に最も近いのはどれか。

1. 15%

2. 30%

3. 45%

4. 60%

 

解答・解説

 

解答 2
解説 老年人口はおよそ29%

 

 

〔問題 7〕 日本の平成25年(2013年)における家族の世帯構造で最も少ないのはどれか。

1. 単独世帯

2. 三世代世帯

3. 夫婦のみの世帯

4. 夫婦と未婚の子のみの世帯

 

解答・解説

 

解答 2
解説 最も少ないのは三世代世帯。最も多いのは、単独世帯(28.8%)

 

 

〔問題 8〕 平成24年(2012年)の国民生活基礎調査で,世帯総数における核家族世帯の割合に最も近いのはどれか。

1. 30%

2. 45%

3. 60%

4. 75%

 

解答・解説

 

解答 3
解説 2019年では、核家族世帯の割合は59.8%

 

 

〔問題 9〕 平成23年(2011年)の国民生活基礎調査で,単独世帯の占める割合はどれか。

1. 5.2%

2. 25.2%

3. 45.2%

4. 65.2%

 

解答・解説

 

解答 2
解説 2019年では単独世帯は28.8%

補足 平均世帯人数(2019年):2.39、65歳以上の者のいる世帯の割合(2019年):約 49(49.4)%

 

 

〔問題 10〕 日本の平成24年(2012年)における合計特殊出生率はどれか。

1. 0.91

2. 1.41

3. 1.91

4. 2.41

 

解答・解説

 

解答 2
解説 2019年は1.36。

 

 

〔問題 11〕 日本の2019年における出生数に最も近いのはどれか。

1. 56万人

2. 86万人

3. 146万人

4. 206万人

 

 

解答・解説

 

解答 2
解説 出生率は7.0、合計特殊出生率は1.36

 

〔問題 12〕 日本の2019年の死亡数はどれか。

1. 約 47万人

2. 約 87万人

3. 約138万人

4. 約167万人

 

解答・解説

 

解答 3
解説 死亡率は11.2。

 

 

〔問題 13〕 平成29年(2017年)の人口動態統計における主要死因別の死亡率で心疾患の順位はどれか。

1. 1位

2. 2位

3. 3位

4. 4位

 

解答・解説

 

解答 2
解説 死因順位は悪性新生物(27.6%)、心疾患(15.0%)、老衰(9.6%)の順である。4位は脳血管疾患、5位は肺炎である。

 

 

〔問題 14〕 日本における平成28年(2016年)の部位別にみた悪性新生物の死亡数で,男性で最も多い部位はどれか。

1. 胃

2. 肝及び肝内胆管

3. 気管,気管支及び肺

4. 結腸と直腸S状結腸移行部及び直腸

 

解答・解説

 

解答 3
解説 男性の悪性新生物の部位別死亡率は肺、胃、大腸、膵、肝の順。
女性の悪性新生物の部位別死亡率は大腸、肺、膵、乳房、胃の順。

 

 

 

〔問題 15〕 警察庁の「平成24年(2012年)中における自殺の状況」の自殺者の原因・動機のうち最も多いのはどれか。

1. 学校問題

2. 家庭問題

3. 勤務問題

4. 健康問題

 

解答・解説

 

解答 4

解説 健康問題が6割を占める

 

〔問題 16〕 日本の平成23年(2011年)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか。

1. 肺炎pneumonia

2. 心疾患heart disease

3. 悪性新生物malignant neoplasm

4. 脳血管疾患cerebrovascular disease

 

解答・解説

 

解答 3
解説 2019年における死因順位は、悪性新生物、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎の順である。

 

 

〔問題 17〕 日本における2019年の1歳から4歳までの子どもの死因で最も多いのはどれか。

1. 先天奇形、変形および染色体異常

2. 心疾患heart disease

3. 悪性新生物malignant neoplasm

4. 不慮の事故accidents

 

解答・解説

 

解答 1

解説 小児の死因

第一位 第二位 第三位
1-4歳 先天奇形、変形および染色体異常 不慮の事故 悪性新生物
5-9歳 悪性新生物 不慮の事故 先天奇形、変形および染色体異常
10-14歳 悪性新生物 自殺 不慮の事故
15-19歳 自殺 不慮の事故 悪性新生物

 

 

〔問題 18〕 平成29年(2017年)の日本における簡易生命表で女性の平均寿命に最も近いのはどれか。

1. 77年

2. 82年

3. 87年

4. 92年

 

解答・解説

 

解答 3
解説 女性は87.45年、男性は81.41年。(2019年)

 

 

〔問題 19〕 平均寿命で正しいのはどれか。

1. 0歳の平均余命である。

2. 20歳の平均余命である。

3. 60歳の平均余命である。

4. 死亡者の平均年齢である。

 

解答・解説

 

解答 1
解説 平均寿命は0歳の平均余命である。

 

 

〔問題 20〕 日本の平成25年(2013年)における男性の平均寿命はどれか。

1. 70.21年

2. 75.21年

3. 80.21年

4. 85.21年

 

解答・解説

 

解答 3
解説 2019年は81.41年。

 

 

〔問題 21〕 平均寿命は[ ]歳の平均余命である。  [ ]に入るのはどれか。

1. 0

2. 5

3. 10

4. 20

 

解答・解説

 

解答 1
解説 平均寿命は0歳の平均余命である。

 

 

〔問題 22〕 平成28年(2016年)の国民生活基礎調査で,男性の有訴者の症状が最も多いのはどれか。

1. 腰痛

2. もの忘れ

3. 体がだるい

4. 目のかすみ

5. 手足の関節が痛む

 

解答・解説

 

解答 1
解説 男性は腰痛、肩こり、鼻汁が出る、咳や痰が出る、手足の関節が痛む、の順番
女性は肩こり、腰痛、手足の関節が痛む、体がだるい、頭痛、の順番

 

 

〔問題 23〕 平成25年(2013年)の国民生活基礎調査による有訴者率(人口千対)で正しいのはどれか。

1. 12.4

2. 112.4

3. 312.4

4. 512.4

 

解答・解説
解答 3
解説 2019年は302.5.

 

 

〔問題 24〕 平成28年(2016年)の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。

1. 糖尿病(diabetes mellitus)

2. 腰痛症(lumbago(low back pain)

3. 高血圧症(hypertension)

4. 眼の病気

 

解答・解説

 

解答 3
解説 通院者率が最も高いのは男女とも高血圧症。

 

 

〔問題 25〕 日本の平成22年(2010年)における傷病別にみた通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。

1. 腰痛症

2. 高血圧症hypertension

3. 歯の病気

4. 眼の病気

 

解答・解説

 

解答 2
解説 問題24と同様。高血圧症が最も高い。

補足1:入院受療率と外来受療率

入院受療率 外来受療率
傷病分類別 1位:精神および行動の障害

2位:循環器系の疾患

3位:悪性新生物

1位:消化器系の疾患

2位:循環器系の疾患

3位:筋骨格系の疾患

年齢階級 90歳以上が最も高い 80-84歳が最も高い

 

入院受療率は1,036、外来受療率は5,675(人口10万対)。

 

 

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