年別:2023年

こんにちは、講師のサキです。

 

この記事では、看護師国家試験の勉強では、必修・一般・状況設定問題、どこから手を付けることが効率が良いのか、ということを説明していきます。

 

先に結論を述べると、『必修問題』からが最も効率の良い順番になります。

 

必ずという訳ではありませんが、今から理由をお伝えしていきますので、ご興味を持たれたら、とりあえず必修から進めてみて下さい。

 

必修問題の重要性

 

そもそも必修問題は別格に取り扱われている問題です。

 

配点は、必修問題:50点、一般問題:130点、状況設定問題:120点の合計300点満点で国家試験は作成されます。

 

必修問題の配点は少ないように見えますが、50点中40点をとれなかった場合、一般・状況の得点が良かったとしても、そこで不合格となってしまいます。

 

必修問題の得点がとれずに涙をのむ学生を多数見てきましたので、最初から最後まで解き続けるようにしてください。

 

何故、必修問題から始めるのか

 

理由は2つあります。

 

①必修問題は全ての基礎になるため

 

基礎的な知識である故に、40点未満の学生を一発不合格にするという基準を設けています。

 

必修問題が怖いと思う前に、必修問題は全てにつながる重要な知識になると考え、始めから満点をとれるように取り組むことが重要です。

 

必修問題の学習を一通り進めた後に、一般・状況設定問題の勉強を始めると、基礎知識が多少はできているため、スムーズに学習していけると思います。

 

②難易度が高くない

 

先述のとおり、必修問題は基礎知識になりますので、難易度は高くありません。

 

いきなり一般・状況設定問題に取り組むと、難しさのあまり一気に勉強に対する意欲が低下してしまうことがあります。

 

学習に対する意欲は高い状態に維持しておくことが重要です。

 

簡単な問題だとしても解けるということは、学習意欲を高く維持することにつながります。

 

勉強の始め方や方法に迷った時は、必修問題から始め、全問を覚えてしまうくらいの勢いで、とりあえず突き進んでみてください。

 

必修問題の出題基準を参考にしながら進める

 

最初はがむしゃらに突き進むことで良いですが、学習が進むにつれて、自分の学習状況の全体像をつかむことも重要になってきます。

 

一般問題の範囲を押さえるのはなかなか難しいですが、必修問題であれば、出題基準を活用して、全体像を把握することは可能です。

 

 

必修問題の参考書について

 

最後に参考書ついてです。

 

参考書はレビューブック、QB一般、QB必修の3点セットをいつもおすすめしています。

 

必修問題の学習についても、QB必修問題を使って、覚えていくことで問題ありませんが、QB必修問題は基本的に過去問を取り扱っているので、必修問題を完璧にするという意味ではやや不十分な印象もあります。

 

そのため、QB必修問題集が一通り終わったら、必修問題に特化した問題集を別に1冊くらい購入することをおすすめします。

 

本屋で実際に手にとって自分に合った問題集が一番良いと思いますが、一応おすすめを

3冊紹介しておきます。

 

・必修問題2023

・必修問題ファイナルチェック360

・必修ラスパ

 

過去問に類似した、そしてやや難易度を上げた必修問題集になっていますので、一般・状況設定問題にもつながってくると思います。

 

ファイナルチェックやラストスパートというような本の名前ですが、最後に使うのではなく、あえて最初に完璧に使い込むという方法もおすすめしています。

 

まとめ

 

・国家試験の学習は、必修問題から進める

 

・必修問題は、基礎的ながら重要な内容なので、意欲的に効率良く取り組むことができ、一般・状況設定問題の学習にもつながる

 

・必修問題は過去問だけでなく、やや難易度が高い内容の問題集を使い、最初から完璧にしてしまうこともおすすめ

 

 

こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、国家試験に頻出問題の酸塩基平衡について解説します。

 

酸塩基平衡、アシドーシス、アルカローシスという言葉だけで難しく感じる方もいます。

 

しかし、実際は想像以上に簡単なので、苦手意識を持たずに、重要なポイントをしっかりと覚えていきましょう。

 

酸塩基平衡とは

 

酸塩基平衡とは、酸性とアルカリ性のバランスを保とうとする仕組みのことです。

 

体内のpHは7.4±0.05が正常値です。

 

 

しかし、体内の細胞の代謝(食べたご飯を消化吸収する過程など)によって有害な酸性物質の水素イオン(H+)二酸化炭素(CO2)が血液中に放出されますので、体は常に酸性に傾こうとしています。

 

それを、肺と腎臓が協力しながら、水素イオンや二酸化炭素を体外に排出しています。

 

酸塩基平衡に関与しているのは、肺と腎臓となりますので、必ず覚えておいて下さい。

 

そもそもの酸塩基平衡の考え方をもう少し知りたい方はこちらもどうぞ。

 

 

 

呼吸性アシドーシスとアルカローシス

 

その中でも、肺(PaCO2)が関与しているものが呼吸性〇〇と呼ばれます。

 

PaCO2とは、血中の二酸化炭素分圧のことです。

 

(※Ⅰ型呼吸不全とⅡ型呼吸不全の学習でよく出題されますので、覚えておいて下さい。)

 

PaCO2が増加すると酸性(アシドーシス)になり、PaCO2が減少するとアルカリ性(アルカローシス)になります。

 

 

PaCO2が高くなるのは、呼吸不全(COPD、喘息、肺炎、肺がん・・etc)のある患者で、様々な原因疾患があります。

 

一方、PaCO2が減少するのは、過換気症候群しかありません。

 

二酸化炭素を無くす方法は無理に呼吸して、二酸化炭素を吐き出すくらいしか無いからです。

 

◎呼吸性アルカローシス=過呼吸症候群をまずはしっかりと覚えましょう。

○呼吸性アシドーシス=呼吸不全を引き起こす疾患(COPD、喘息、肺炎、肺がん・・etc)はすべて該当すると覚えてください。

 

過換気症候群になるとテタニー症状が出ます。その機序に関してはこちらの記事を参照してください。

 

 

 

代謝性アシドーシスとアルカローシス

 

代謝性には、重炭酸イオン(HCO3-)と水素イオン(H+)が主に関与します。

 

一番難問なのが、代謝性アシドーシスなので、まずは代謝性アルカローシスから覚えていくのが無難です。

 

先述のとおり、体内はアシドーシスになろうとしているので、アルカローシスには無理しないとなりません。

 

 

嘔吐は胃酸(H+などの酸性物質)を無理に排出するので、アルカリ性に傾き、代謝性アルカローシスとなります。

 

(利尿薬を多量に使用すると、無理に酸性物質などを多く排出させるので、利尿薬の投与でも代謝性アルカローシスになることがあります。)

 

そして最後に代謝性アシドーシスです。

 

 

代謝性アシドーシスはH+が増加する以外に原因があるため、しっかり覚えていきましょう。

 

一番シンプルなのは、腎不全です。

 

腎機能の悪化により、腎臓で水素イオンを排出できないため、酸性に傾き、代謝性アシドーシスになるという機序です。

 

次に、下痢です。

 

高度の下痢が続くと、腸液が体外に多量に排出されてしまいます。

 

腸液には、重炭酸イオン(HCO3-)などのアルカリ性物質が多く含まれそれが体外に排出されます。

 

その結果、体内は酸性に傾き、代謝性アシドーシスとなります。

 

代謝性アシドーシスの難問:ケトン体と乳酸

 

H+とHCO3-以外にも、代謝されることで出現する酸性の物質があります。

 

国試に出題されるのは、ケトン体と乳酸です。

 

酸性の物質=ケトン体と乳酸が貯留することでもアシドーシスになります。

 

(ケトアシドーシス、乳酸アシドーシスとも呼ばれます)

 

ケトアシドーシス

 

糖尿病や飢餓状態に陥った場合、体内の細胞のエネルギーが枯渇します。

 

糖尿病の場合は、インスリンが不足するため、血中にグルコースがあったとしても細胞内に取り込むことができません。

 

結果、細胞からすると飢餓状態と同じで、細胞はエネルギー不足となります。

 

そのエネルギー不足を補うため、体内にある脂肪を分解し、エネルギーを生み出しますが、その過程でケトン体が生成されます。

 

糖尿病や飢餓状態にある人は、ケトアシドーシス(=代謝性アシドーシス)となる可能性がありますので、必ず覚えておいてください。

 

糖尿病とケトアシドーシスの関係については、こちらの記事もどうぞ。

 

 

 

乳酸アシドーシス

 

ショックなどの全身の循環不全が原因となり、乳酸が溜まる場合に乳酸アシドーシスとなります。

 

循環不全のため、細胞は酸素不足の状態のまま、エネルギー代謝をしようとしますが、その結果、乳酸は生成されます。

 

(嫌気性代謝でグルコースを代謝した場合と解剖生理では説明されますが、ここでは深くは追及しません)

 

要は、ショック状態などの全身状態が悪い人は、酸素不足のまま無理にエネルギーを生成しようとするため、乳酸が過剰に生成され、乳酸アシドーシス(=代謝性アシドーシス)になる可能性があるということです。

 

最終問題:代償機構

 

酸塩基平衡の最終問題は代償機構です。

 

CO2+H2O ⇄ H2CO3 ⇄ H+ + HCO3-

 

こちらの式を理解して解く問題も出題されることがあります。

 

難問:呼吸性アシドーシスの時に増える物質はどれか?

 

呼吸性アシドーシス=呼吸不全などにより、CO2が増えている状態でしたね。

 

CO2+H2O  H2CO3  H+ + HCO3-

 

そのため、CO2を減らそうと代償機構が働き、双方向の⇄が『→』へ強く動きます。

 

CO2+H2O  H2CO3  H+ + HCO3-

 

H+ + HCO3-の量が増える→腎臓でのH+の排泄量を増やし、酸性になるのを防ぐ。

 

このように、肺が悪いと腎臓が助けるということを「代償機構が働く」と表現します。

 

『代償』を理解できれば、酸塩基平衡は完璧に解けると思いますので、何度も繰り返し意味を読み込んでみてください。

 

(簡単に解説しましたが、とても難しい話です。)

 

質問も受け付けていますので、お気軽にぜひどうぞ。

 

 

 

 

まとめ

 

国家試験対策としては、身体で生じにくいアルカローシスから覚える。

 

次に、呼吸性アシドーシス、最後に代謝性アシドーシスという順に覚える。

 

○呼吸性アルカローシス=過換気症候群

 

○呼吸性アシドーシス=呼吸不全全般(COPD、喘息、肺炎など)

 

○代謝性アルカローシス=嘔吐

 

◉代謝性アシドーシス=難しい

⇒下痢、腎不全、糖尿病(ケトアシドーシス)、ショック(乳酸アシドーシス)

 

難しい範囲ですが、頻出問題であり得点アップにもつながります。

 

苦手意識を持たずにしっかりと理解していきましょう。

 

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、テタニーについてです。

 

低カルシウム血症の時にテタニーになるというのは頻出問題なので、割と覚えているという方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、テタニー=低カルシウムとだけ覚えていると、時折応用不足になることがありますので、もう少し深くテタニーについて解説していきたいと思います。

 

テタニーとは

 

テタニーとは、血液中のカルシウム濃度が低下して、末梢神経の興奮性が高まり、筋肉の持続的な硬直をきたすものです。

 

症状としては、口の周りや手足のしびれ、トルソー徴候やクボステック徴候などがあります。

 

手足のしびれ、低カルシウムというワードがきたら、テタニーとすぐに回答に結び付けられることが確かにまずは大事です。

 

ただそれだけでなく、原因などを理解しておくことも重要です。

 

テタニー(低カルシウム血症)の原因となる疾患

 

以下の2つが有名なので、覚えておきましょう。

 

副甲状腺機能低下症

 

副甲状腺ホルモンはパラソルモン(PTH)です。

 

パラソルモンは血中カルシウム濃度を上げる機能があります。

 

副甲状腺の機能が低下し、パラソルモンが減少すると、血中カルシウム濃度を上げることができず、低カルシウム血症になります。

 

補足:パラソルモンが血中カルシウム濃度を上げる機序

 

パラソルモンは破骨細胞の働きを強め、骨吸収を促進することで、血中カルシウムの濃度を上げています。

 

逆は甲状腺ホルモンのカルシトニンで、破骨細胞の働きを弱め、骨吸収を減弱させます。

 

パラソルモンとカルシトニンの関係はしっかりと覚えておいてください。

 

呼吸性アルカローシス(=過呼吸症候群)

 

酸塩基平衡で頻出のアルカローシスも原因の一つになります。

 

血中カルシウム濃度は血液のpHによって左右され、血液がアルカリ性に傾く(アルカローシスになる)と低カルシウム血症を引き起こします。

 

何故、アルカローシスが低カルシウム血症を引き起こすのか

 

血中のカルシウムイオンは血漿蛋白アルブミンと結合する性質を持ちます。

 

体がアルカローシスの状態にある時、アルブミンは負の荷電となり、カルシウムイオンは正の荷電(Ca2+)となりますので、血中のカルシウムイオンが、アルブミンと結合してしまい、血中のカルシウムイオンが減少してしまいます。

 

結果、低カルシウム血症となります。

 

その他(カルシウムの摂取不足、ビタミンD不足)

 

前提として、カルシウム摂取不足の場合も低カルシウム血症となります。

 

また、カルシウムを摂取したとしても、カルシウムが吸収されない場合もあります。

 

カルシウムの吸収障害の一因には、ビタミンDの摂取不足があります。

 

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、ビタミンDが不足してしまうとカルシウムの吸収が阻害されるため、くる病や骨軟化症になります。

 

ビタミンの摂取不足による障害なども頻出なので、しっかりと覚えておきましょう。

 

まとめ

 

・テタニーの症状とは、手足のしびれ、トルソー徴候やクボステック徴候などがある

 

・テタニーを引き起こす原因疾患は、副甲状腺機能低下症やアルカローシスなど、低カルシウム血症となるものである

 

酸塩基平衡、アシドーシスとアルカローシスに関してはこちらの記事にまとめています。

 

 

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、検査時の看護で、絶食が必要な検査や検査後に注意すべき点など、ポイントを絞って解説します。

 

生体検査総論

 

検体を採取するのではなく、身体を直接的に調べる検査を生体検査といいます。

 

例)X線撮影、CT、MRI、血管造影、内視鏡検査、超音波検査、心電図検査、呼吸機能検査、核医学検査、脳波検査、脊髄造影など。

 

生体検査の中でよく出るのは、消化管の生体検査です。

 

消化管の生体検査の種類と特徴

 

消化管の生体検査の種類と特徴

造影検査 内視鏡検査
 

 

上部

上部消化管造影検査 上部消化管内視鏡検査
食事:少量の水分を除いて、検査前12時間は絶飲食とする
造影剤と発泡剤を内服する。

検査中は胃をなるべくふくらませるため、曖気をなるべく我慢する。

検査後は下剤を服用する。

消泡剤を内服して実施。

検査中の体位は左側臥位。

検査後1時間は咽頭麻酔の影響の誤嚥を防止するのため飲食・含嗽は禁。

 

 

下部

注腸造影検査 下部消化管内視鏡検査
食事:検査前日は低残渣食とする。
検査前日に下剤を服用する。

硫酸バリウムを注入し、検査後は下剤を服用する。

検査当日に経口腸管洗浄液を服用する

検査中の迷走神経反射や出血や穿孔、下血に注意する。

 

消化管の造影検査は、上部と下部、造影剤と内視鏡の違いや共通点などを整理して覚えましょう。

 

造影検査の共通点は硫酸バリウムを飲み(注入し)、検査後には下剤を服用します。

 

内視鏡検査は、検査時にカメラを注入するため、上部では咽頭麻酔を行うことによる誤嚥のリスク、下部では迷走神経反射や出血、穿孔などのリスクが伴います。

 

造影剤を用いる検査時の注意点

 

造影剤を用いる検査では、副作用である嘔吐による誤嚥を防ぐため、検査前4時間程度は禁食となっています。

 

一方、造影剤を用いない検査の場合、基本的に食事制限はありません。

 

また、アナフィラキシー様症状やときにはショックなどの重大な副作用が出現することがあるため注意が必要にもなります。

 

その他、造影剤の過敏症や甲状腺疾患のある患者には禁忌であるほか、気管支喘息、腎障害、糖尿病などの患者も副作用が出現しやすいので注意が必要となります。

 

補足:頭部CT・頭部MRI・脳血管造影

 

頭部CTはX線の透過量をコンピューター処理して画像を得る断層撮影法で、侵襲が少ない検査です。

 

X線撮影は2次元撮影ですが、CT撮影は3次元に撮影ができるという違いがあります。

 

頭部MRIは、強力な磁力を使用して画像を得る検査法です。X線は利用しません。

 

脳血管造影は、大腿動脈などからカテーテルを挿入し、大動脈内を上行させ、水溶性ヨード造影剤を注入し、脳血管のエックス線像を得る検査です。

 

この検査により、脳の血管の走行や形状の異常、太さや狭窄部が分かります。

 

脳血管造影検査は造影剤を使用するため、消化器の検査ではありませんが、検査前後の2時間程度の飲食制限があります。

 

検査を行う病院によって、飲食制限の時間は異なってきますので、厳密な時間を問うような問題は出題されていません。

 

検査看護は難しいですが、看護師の立場で必要な知識(検査後の注意点など)を重点的に覚えることが重要になります。

こんにちは、講師のサキです。

 

ここでは、オンライン個別指導に関するQ&Aをまとめています。

 

 

オンラインで授業って、具体的にどうしたらいいんですか?

 

オンラインで授業等を受けたことない方はどのような準備をしたら良いのか想像がつきにくいかと思いますので、設定の方法などもお気軽にご相談ください。

 

必要な物品は、PC、タブレット、スマートフォンなどの端末と、wi-fi環境になります。

 

(資料や板書を活用することもありますので、PCやタブレットなど画面の大きい端末をおすすめします。)

 

オンライン授業にはzoomもしくはgoogle meetを利用します。

 

zoomを初めて利用されるという方は、zoomアプリをダウンロードする必要がありますので、状況に応じて用途分けをしています。

 

基本的には、オンラインブースに入室するためのIDやパスワード、URLなどをこちらからお伝えしますので、そこにログインして頂くと授業を受けられる状態になります。

 

難しいお手続きはありませんので、ご不明な点などはお尋ねください。

 

オンライン授業に申し込むにはどうしたら良いですか?

 

ご検討頂きありがとうございます。

 

ただ、申し込む前に無料のオンライン個別授業への申し込みをよろしくお願い致します。

 

詳細はこちらの記事にありますので、よろしければ一度御覧ください。

 

 

また、申し込みを希望されるのであれば、このページ最後の申し込みフォームより、氏名とメールアドレス、希望日時、をご連絡ください。

 

LINE公式アカウントから「無料体験授業希望」とご連絡頂くことでも申し込み可能です。

 

日程調整の上、改めてこちらからご連絡致します。

 

料金はいくらくらいかかりますか?

 

個別授業:2,200円/回 (1回60分)

     3,300円/回 (1回90分)

※回数は要相談。週1回〜週2回程度。土日祝も可能です。

 

 

月1回とかは駄目ですか?

 

月1回でも実施することは可能です。

 

ただ、月1回の個別指導の場合、学習スケジュールなども立てづらく、効果的でないこともあり、成績も上がりにくいです。

 

成績が上がらない方法を長く続けるのは、時間面でも金銭面でも無駄になるので、そういう意味であまりおすすめしていません。

 

月4回で始めて、回数を減らしたり、辞めたりすることは可能?

 

終了するのはいつでも可能です。

 

自分はもう大丈夫だと感じたら、遠慮なく申し出てください。

 

もう少し続けたほうが良いのではないかとお伝えすることはありますが、いかなる時も強制はしません。

 

 

授業料以外に料金はかかりますか?

 

授業料以外の費用(入会金、教材費など)は一切かかりません。

 

無料体験授業にお申し込み頂き、授業を受けてみようと決断されましたら、受講料をお支払い頂きますと、継続支援が開始となります。

 

 

教材はどのようにしたら良いですか?

 

個別授業用に新たに教材を準備する必要はありません。

 

自己学習で使っている教材(過去問やレビューブックなど)を活用していく予定です。

 

過去問集など最低限の教材は、購入を薦めることはあります。

 

教材はもらえませんか?

 

オリジナルの問題集や授業資料などの教材は、授業時に資料として配布します。

 

また、学習アプリなども紹介しますので、自分に合った学習方法を見出すきっかけにしてもらえたらと思います。

 

ただ、それだけで国家試験を乗り切るのは少々難しいので、過去問やレビューブックは自分への投資と思い、手元に準備頂くことをおすすめします。

 

既卒生ですが、古い教材でも良いですか?

 

可能です。

 

あまりに古いと、社会保障関連の問題で数値が大幅に違ったり、出題基準が変わったりしている可能性がありますので、その場合は買い替えをおすすめすることはあります。

 

 

個別授業はどのような感じですか?

 

受講生の希望に合わせて、授業を行います。

 

受講生の状況に合わせ、学習スケジュールを立て、学習スケジュールの範囲の中で押さえておいてほしい内容の解説や、分からなかった内容の解説などを行います。

 

一人では大事な部分がどうしても見えにくいので、そういった部分を明確にしていく作業を続けていきます。

 

スケジュールも立ててくれますか?

 

個別授業を開始する前に、学習スケジュールを必ず立てます。

 

基本的に1週に1回の個別授業を想定していますので、1週間単位の短期学習スケジュールと1ヶ月単位の長期学習スケジュールを立てるようにしています。

 

学習スケジュールは、受講生により学習の進め方は全く違いますので、個別に立てるようにしています。(丁寧に進めたい方、何度も繰り返しが合う方など)

 

最初は無理のない学習スケジュールから開始し、慣れてきたらスピートを上げていくようにしています。

 

学習習慣が無く不安だという方も、少しずつ慣れていけるよう、サポートします。

 

授業時間以外に質問や相談はできますか?

 

メールやLINEで24時間受け付けていますので、いつでも相談可能です。

 

週1回の個別授業の時間だけで成績を上げることは困難なので、自己学習時間をいかに充実することができるかが重要になってきます。

 

自己学習で生じた疑問なども、できるだけタイムリーに解決できるようにしています。

 

申し込みの前に質問はできますか?

 

可能です。

 

その場合は、質問フォームもしくはLINE公式アカウントからお問い合わせください。

 

内容は、オンライン個別指導のことでも、国家試験の問題のことでも可能です。

 

※基本的に受講生優先となりますので、問題の質問などは回答が遅くなることがあります。

 

直接個別にメールでお答えする場合もあれば、回答コーナーに回答を載せることもあります。

 

お気軽にお問い合わせください

 

よくある質問をまとめさせて頂きましたが、何かご不明な点などあれば、ぜひ直接お問い合わせください。

 

公式Lineアカウント👇を友だち登録後、メッセージからお問い合わせください。

 

友だち追加

 

以下のフォームでも、問い合わせ可能です。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

instagramにも別途、スライド資料などを載せていきますので、良ければ活用ください。

 

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こんにちは、講師のサキです。

 

今回は、看護師国家試験の合格率が既卒者は新卒者に比べると圧倒的に低い理由について考えていきたいと思います。

 

看護師国家試験の合格率と合格者数

 

※過去5年の合格率の推移

107回 108回 109回 110回 111回
全体合格率 91.00% 89.30% 89.20% 90.40% 91.30%
新卒者 96.30% 94.70% 94.70% 95.40% 96.50%
既卒者 44.50% 29.30% 37.40% 44.40% 38.90%

 

※既卒者の受験者数と合格者数と不合格者数

107回 108回 109回 110回 111回
受験者数 6559人 5295人 6249人 6531人 5877人
合格者数 2918人 1551人 2339人 2901人 2292人
不合格者数 3641人 3744人 3910人 3630人 3585人

 

看護師国家試験の合格率は、90%前後で推移しています。

 

一方、気になる点は既卒者の合格率が40%程度で、毎年3000人以上が不合格者いるということです。

 

何故、既卒者の不合格者数は新卒者に比べ多くなってしまうのでしょうか。

 

既卒者の不合格者が多くなる理由

 

最大の理由は学習環境にあります。

 

例を挙げるとすると、一緒に頑張ってくれる友人がいないことと、お尻をたたいてくれる先生がいないことなどです。

 

新卒者は、卒論や実習など学習の時間が無いという状況になりますが、国家試験前には学習しなくてはならない環境に必然的になります。

 

一方、既卒者は、授業などが無いため、バイトや看護助手として働くこともあり、学習時間以外に時間を使ってしまいがちです。

 

そのため、バイトや仕事が忙しいと言い訳してしまい、国家試験の直前になるまで勉強から逃げてしまっていることが多い印象があります。

 

この学習環境の違いが、合格率の差につながっていると考えています。

 

既卒者は合格できない?

 

何人もの既卒者を指導してきましたが、ほぼ全員合格しています。

 

国家試験はマークシートであり、既卒者が不利になる要因は全くありません。

 

ただ、一部不合格者になる方も目の当たりにしましたが、やはり上記のような方でした。

 

忙しさなどを理由に、課題はしない、学習スケジュールは守らない、授業に参加しない、という3拍子揃うと手の打ちようが無くなってしまいます。

 

そのため、自ら学習する環境に身を置くことが合格への第一歩かと思います。

 

また、不合格になったことを落ち目に感じず、卒業した看護学校などに助けを求めることも一つの手かと思います。

 

既卒者でも合格するために

 

既卒者だからといって、学習方法に変わりはありません。

 

学習方法に関してはこちらの記事も参考にして頂けたらと思います。

 

 

ただ特に重要なのは、先述しているとおり、学習する環境を整えることです。

 

そのためには、必ず学習スケジュールを立て、スケジュールに沿って学習を進めていくことが重要です。

 

また、予備校入学などを検討している方は、オンライン個別指導というのも選択肢に入れてみてください。

 

卒業した看護学校に問いあわせたり、大手に問い合わせたりするのは気がのらないという方も、一度ご相談頂ければと思います。

 

ライフスタイルに合わせた学習スケジュールの提案をさせて頂きます。

 

無料体験授業も行っていますので、詳細はこちらの記事からどうぞ。