第105回 看護師国家試験 必修問題

 

〔問題 1〕 日本の平成25年(2013年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。
1. 52%
2. 62%
3. 72%
4. 82%

 

〔問題 2〕 運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのはどれか。
1. 筋肉量の減少
2. 体脂肪率の増加
3. 最大換気量の減少
4. 基礎代謝量の増加

 

〔問題 3〕 日本の平成25年(2013年)における業務上疾病で発生件数が最も多いのはどれか。
1. 振動障害vibration disease
2. 騒音による耳の疾患
3. 負傷に起因する疾病
4. じん肺症pneumoconiosis及びじん肺合併症complications of pneumoconiosis

 

〔問題 4〕 介護保険の給付はどれか。
1. 年金給付
2. 予防給付
3. 求職者給付
4. 教育訓練給付

 

〔問題 5〕 臨床研究を行うときに,研究対象者の立場を擁護するために審査を行う組織はどれか。
1. 教育委員会
2. 倫理委員会
3. 医療事故調査委員会
4. 院内感染対策委員会

 

〔問題 6〕 正期産の定義はどれか。
1. 妊娠36週0日から40週6日
2. 妊娠37週0日から41週6日
3. 妊娠38週0日から42週6日
4. 妊娠39週0日から43週6日

 

〔問題 7〕 日本の女性の平均閉経年齢に最も近いのはどれか。
1. 40歳
2. 45歳
3. 50歳
4. 55歳

 

〔問題 8〕 日本の平成25年(2013年)における家族の世帯構造で最も少ないのはどれか。
1. 単独世帯
2. 三世代世帯
3. 夫婦のみの世帯
4. 夫婦と未婚の子のみの世帯

 

〔問題 9〕 保健所の設置主体で正しいのはどれか。
1. 国
2. 都道府県
3. 社会福祉法人
4. 独立行政法人

 

〔問題 10〕 チーム医療で正しいのはどれか。
1. 国家資格を持つ者で構成される。
2. リーダーとなる職種を固定する。
3. 他施設との間で行うことはできない。
4. メンバー間で情報を共有して意思決定をする。

 

〔問題 11〕 内分泌器官はどれか。
1. 乳腺
2. 涙腺
3. 甲状腺
4. 唾液腺

 

〔問題 12〕 臓器の移植に関する法律における脳死の判定基準に含まれるのはどれか。
1. 低体温
2. 心停止
3. 平坦脳波
4. 下顎呼吸

 

〔問題 13〕 高齢者の体重に占める水分量の割合に最も近いのはどれか。
1. 45%
2. 55%
3. 65%
4. 75%

 

〔問題 14〕 徐脈性の不整脈arrhythmiaで起こりやすいのはどれか。
1. 失語
2. 失行
3. 失神
4. 失明

 

〔問題 15〕 糖尿病diabetes mellitusの血糖コントロールの指標となる検査値はどれか。
1. 総ビリルビン
2. 総コレステロール
3. グリコヘモグロビン
4. クレアチニンクリアランス

 

〔問題 16〕 認知症dementiaの中核症状はどれか。
1. 幻聴
2. 抑うつ
3. 希死念慮
4. 見当識障害

 

〔問題 17〕 ステロイド薬の副作用(有害事象)はどれか。
1. 便秘
2. 口内炎stomatitis
3. 低血圧
4. 骨粗鬆症osteoporosis

 

〔問題 18〕 骨盤底筋訓練が最も有効なのはどれか。
1. 溢流性尿失禁overflow incontinence of urine
2. 切迫性尿失禁urge incontinence of urine
3. 反射性尿失禁reflex incontinence of urine
4. 腹圧性尿失禁stress incontinence of urine

 

〔問題 19〕 口腔ケアで適切なのはどれか。
1. 歯肉出血がある場合は実施しない。
2. 含嗽ができない患者には禁忌である。
3. 経口摂取の有無に関係なく実施する。
4. 総義歯の場合は義歯を入れた状態で実施する。

 

〔問題 20〕 注射針を皮膚に対して45~90度の角度で刺入するのはどれか。
1. 皮内注射
2. 皮下注射
3. 筋肉内注射
4. 静脈内注射

 

〔問題 21〕 薬剤の血中濃度の上昇が最も速い与薬方法はどれか。
1. 坐薬
2. 経口薬
3. 筋肉内注射
4. 静脈内注射

 

〔問題 22〕 患者が自己採血で簡単に測定できるのはどれか。
1. 血糖
2. カリウム
3. カルシウム
4. アルブミン

 

〔問題 23〕 ベンチュリーマスクの写真を別に示す。

酸素流量の設定と併せて吸入酸素濃度を調節するのはどれか。

 

〔問題 24〕 災害による心理的ストレスが身体反応として最も強く現れる時期はどれか。
1. 発災後3~7日
2. 発災後2週~1か月
3. 発災後半年~3年
4. 発災後4年目以降

 

〔問題 25〕 日本の平成25年(2013年)における男性の平均寿命はどれか。
1. 70.21年
2. 75.21年
3. 80.21年
4. 85.21年

 

〔問題 26〕 日本の平成24年(2012年)の国民健康・栄養調査における男性の喫煙習慣者の割合はどれか。
1. 14.1%
2. 34.1%
3. 54.1%
4. 74.1%

 

〔問題 27〕 地球温暖化をもたらす温室効果ガスはどれか。
1. 酸素
2. 水素
3. 窒素
4. 二酸化炭素

 

〔問題 28〕 終末期に自分がどのような医療を受けたいかをあらかじめ文書で示しておくのはどれか。
1. アドヒアランス
2. リビングウィル
3. セカンドオピニオン
4. インフォームド・コンセント

 

〔問題 29〕 医師の指示がある場合でも看護師に禁止されている業務はどれか。
1. 静脈内注射
2. 診断書の交付
3. 末梢静脈路の確保
4. 人工呼吸器の設定の変更

 

〔問題 30〕 学童期の正常な脈拍数はどれか。
1. 50~ 70/分
2. 80~100/分
3. 110~130/分
4. 140~160/分

 

〔問題 31〕 加齢に伴い老年期に上昇するのはどれか。
1. 腎血流量
2. 最大換気量
3. 空腹時血糖
4. 神経伝導速度

 

〔問題 32〕 医療法には「診療所とは,患者を入院させるための施設を有しないもの又は[  ]人以下の患者を入院させるための施設を有するもの」と定められている。  [  ]に入るのはどれか。
1. 16
2. 17
3. 18
4. 19

 

〔問題 33〕 介護支援専門員が行うのはどれか。
1. 通所介護の提供
2. 福祉用具の貸与
3. 短期入所生活介護の提供
4. 居宅サービス計画の立案

 

〔問題 34〕 成人の膀胱の平均容量はどれか。
1.  100mL
2.  500mL
3. 1,000mL
4. 1,500mL

 

〔問題 35〕 不随意筋はどれか。
1. 心筋
2. 僧帽筋
3. 大殿筋
4. ヒラメ筋

 

〔問題 36〕 特定の抗原となる物質によって生じるアレルギー反応で引き起こされるショックはどれか。
1. 心原性ショック
2. 出血性ショック
3. 神経原性ショック
4. アナフィラキシーショック

 

〔問題 37〕 咳嗽が起こりやすいのはどれか。
1. 右心不全right heart failure
2. 左心不全left heart failure
3. 心筋梗塞myocardial infarction
4. 肺梗塞pulmonary infarction

 

〔問題 38〕 浮腫が生じやすいのはどれか。
1. 甲状腺機能hyperthyroidism亢進症
2. 過剰な運動
3. 低栄養
4. 熱中症heatillness

 

〔問題 39〕 貧血anemiaの診断に用いられるのはどれか。
1. 血糖値
2. 尿酸値
3. C反応性蛋白値
4. ヘモグロビン濃度

 

〔問題 40〕 C型慢性肝炎chronic hepatitis Cに使用するのはどれか。
1. ドパミン
2. インスリン
3. リドカイン
4. インターフェロン

 

〔問題 41〕 カルシウム拮抗薬の服用時に避けた方がよい食品はどれか。
1. 納豆
2. 牛乳
3. わかめ
4. グレープフルーツ

 

〔問題 42〕 患者の洗髪の介助方法で適切なのはどれか。
1. 脱脂綿で耳栓をする。
2. 43~44℃の湯をかける。
3. 指の腹を使って洗う。
4. 強い振動を加えて洗う。

 

〔問題 43〕 全身清拭時,洗面器に準備する湯の温度で適切なのはどれか。
1. 20~25℃
2. 30~35℃
3. 40~45℃
4. 50~55℃

 

〔問題 44〕 スタンダードプリコーションの対象はどれか。
1. 汗
2. 爪
3. 唾液
4. 頭髪

 

〔問題 45〕 経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか。
1. Fowler〈ファウラー〉位
2. 仰臥位
3. 腹臥位
4. 側臥位

 

〔問題 46〕 成人用輸液セット1mL当たりの滴下数はどれか。
1. 20滴
2. 40滴
3. 60滴
4. 80滴

 

〔問題 47〕 ゴム製湯たんぽに入れる湯の温度で適切なのはどれか。
1. 40℃程度
2. 60℃程度
3. 80℃程度
4. 100℃程度

 

〔問題 48〕 鼻腔内の吸引で正しいのはどれか。
1. 無菌操作で行う。
2. 吸引圧をかけた状態で吸引チューブを挿入する。
3. 鼻翼から一定の距離で固定して吸引する。
4. 吸引チューブを回転させながら吸引する。

 

〔問題 49〕 母乳栄養で不足しやすいのはどれか。
1. ビタミンA
2. ビタミンB
3. ビタミンC
4. ビタミンE
5. ビタミンK

 

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